前回更新日2008年10月17日 | 更新日2008年10月27日 |
品名22 富貴殿 富貴殿(ふうきでん) 産地豊後の国 (大分県)芸 覆輪 月形・泥軸・泥根 (泥赤根 ) 中型の姫葉で出芽は天晴えに上る乳白色の大覆輪である。 豊後の国(大分県)の日田山中にて万延元年に発見され昭和初期まで皇覆輪と称したが、昭和5年日本富貴会発足を記念して富貴殿に改名、現在に至る迄大銘品としてその存在感を示す。 (万永年間 1860年〜1861年) 葉幅広くゆるい姫葉で覆輪が深く美しい。 (富貴蘭の代表品種。) 斑の色は乳白黄色大覆輪で天冴。白く糊を引いたような感じで斑と緑の境がはっきりしない。 ただ出芽のときは青海苔を引いているのでやや後冴のような雰囲気もある。 深覆輪ゆえに柄が派手な個体からは出る仔に幽霊が多い。 子供は、始め幽霊で出て、2年目ぐらいに細い紺の中通しがでて、大覆輪になるまでに5〜6年掛かる。 泥根だが派手だとピンク根を出すことも・・・ 富貴殿も覆輪が完成するとやや地味な覆輪となる。そうなれば出る仔も紺が載りやすく、芸の継承が良くなる。 |
品名22 (高さ 0.0cm)(左右幅 00.0〜00.0 cm) ◆ 斑 乳白色の大覆輪 ◆ 葉 中型の姫葉 (幅 0.0〜0.0cm)(付けから 0.0〜00。0cm) ◆ 軸・根・付け 泥軸・泥根・月型 ◆ 花 まだ 蕾黄・普通の白花? ◆ 開花期 月頃 ◆ 原産地 豊後の国(大分県) 富貴殿はやや後冴大覆輪の満月と夫婦品種とされる。夫婦品種とは夫婦の関係を意味し、富貴殿が夫で満月が妻になぞらえる |
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