『シーク・シーク早く起きなさい』
『おかしいねぇ、いつも早く起きる子がどうしたんだね。』熱でもあるのかね・・・。


あいたたた・・・頭は痛いし体もゆう事をきかないし・・・
そうだ昨日の夜、車で・・・たしか・・・なにか・・・
声も出ない・・・

コツコツコツ
階段を誰かが上がってきた
・・・・・誰・・・・

するとお母さんらしき人が朝食をもって来てくれた
『早く食べなさい。』
『また隣のカイトと悪さをしたんだね。元気草を入れといたからすぐに元気になるよ』とテーブルに食事を置いて言ってくれた。

私はすがる気持ちで痛い身体を引きずってテーブルの元気草とやらの入っていると思われるスープらしきものをおそるおそるスプーンで一口飲んでみた・・・・なにか温かいものが体を通っていく。
二口、三口・・・、
どんどん痛みがなくなって、うそのように・・・普段のように、いやそれ以上に元気になった。
元気になってその食事をみると、中国?インド?ロシア?・・・今までに見たことのない料理だった。